貸し倉庫・レンタル倉庫を借りる時に気をつけること
貸し倉庫・レンタル倉庫はレジャーなどに用いるような大きな荷物や、業務用の機材などを保管しておくことができる便利な施設です。
特に工場系の業務に携わっている場合は巨大な機材を取り扱うことが多くなるため、何らかの形で倉庫を用意することはほぼ必須となるでしょう。
レンタル倉庫は大変便利なサービスですが、しかし契約の際に注意しなければならないポイントもあります。
後々のトラブルを避けるためにも、設備と自分の利用法との両方をよく見直した上での契約を心がけましょう。
レンタル倉庫の注意点
レンタル倉庫の大きさや屋根の有無などはほとんどの方がチェックするでしょう。
しかし、意外と見落としがちなのが空調設備です。
倉庫の中は直接外気に触れるわけではありませんが、それでも夏には湿度が高くなり、そして冬には乾燥します。
湿気や乾燥、また温度の変化に弱いものを保管する場合、倉庫に備え付けられている空調設備にも気をつけなければなりません。
また、換気についても確認しておいたほうが良いでしょう。
さらに用意されている空調設備が24時間稼働しているかどうかも確認しましょう。
夜間や一部の季節には空調を切る倉庫もあります。
よほど頑丈なものでない限り、摩耗する
レンタル倉庫にものを預けた場合、それなりの金額を支払って万全な環境を整えない限り、預けたものはほぼ摩耗すると考えて差し支えありません。
預けたものによって最適な環境は変わりますが、レンタル倉庫の運営側が預けたものに合わせて環境を設定してくれるわけではないのです。
劣化しやすいものを預ける時や、長期間保管したい時は自分用の倉庫を建ててしまうことをオススメします。
自分で建てた倉庫であれば自分の保管物に合わせた環境を整えられますし、保管物を交換しても環境を設定し直すことが可能です。
またレンタル料金を長期的な観点で見た場合、新たに建てた方がオトクになるケースも多いでしょう。