冷蔵倉庫
冷蔵倉庫ってどんなの?
どんな種類の倉庫でも同じ事が言えますが、倉庫業では物品の保管依頼を受けた時絶対に大切に保存しないといけないものです。
そのため倉庫業法という立派な法律があり、この法律では倉庫業を営む者は国土交通大臣が行っている登録を受けて認可されないと出来ない事になっているのです。
国土交通大臣の認可が下りた倉庫の中で冷蔵倉庫がありますが、この場合は「営業冷蔵倉庫」というのが正しい名称になります。
冷蔵倉庫が保管出来るものは主に水産物と畜産物、さらには農産品や冷凍食品といった食品関係になっています。
他の貨物も可能ですが、基本的に10度以下で保存する事になっています。
保管する物品の種類や特性に合わせて、最適な温度で大切に保管してくれているのです。
冷蔵倉庫と言うと全て同じ種類というと、そうではなく世の中にある冷蔵倉庫は全部同じ機能ではありません。
それぞれ保管している物品や保管するにあたっての目的に合わせて、多種多様な冷蔵倉庫が存在することを知っておきましょう。
倉庫業界では冷蔵倉庫が好調!
冷蔵倉庫は建物を全体的に断熱する作りになっていて、冷蔵を行える装置が付いている倉庫を指します。
特殊な機能を持っていて目的も絞られますが、分類は普通倉庫に入ります。
倉庫業界では普通倉庫を持つ事業者の数がどんどんと減少している傾向にあります。
しかし、冷蔵倉庫だけは年々増加しているというデータがあり入庫量の伸びが非常に良いのです。
こうした理由からも最近は倉庫業の中で冷蔵倉庫がとくに好調とされているのです。
冷蔵倉庫はその特殊な建物の構造から、建設をするのにどうしても費用が多くかかってしまい設備投資が難しい傾向にあります。
そのため、冷蔵倉庫を所有している人は専業者ばかりです。
冷蔵倉庫が好調になっている理由は保管する物品という点も忘れてはいけません。
簡単に言えば冷蔵して保管する事が出来る商品が増加してきており、一昔前と比べても冷蔵倉庫が適している物品はかなり増えてきました。